「腹帯」って、知っています?
こんにちは!こちらを書いている現在。第一子妊娠7カ月のニコです。
初めて念願の妊娠ができたものの、仕事が忙しく、あまり情報収集できていなかった私ですが、
「これは早めに知っておきたかったな」と思う筆頭のアイテム「腹帯」についてお話します。
きっかけは、母との何気ない会話でした。
「そういえば、戌の日の参拝には行くの?腹帯は買った?」
戌の日……🫠?
腹帯……🫠🫠??
完全に初めて聞く言葉で???状態。
そこから腹帯について調べ、即購入!その時、私はすでに妊娠5か月を迎えていました。
でも、実際に使ってみてびっくり。
「腹帯って、こんなにラクになるものだったの?!」
それまで皮膚と筋肉だけで頑張って支えていたお腹に、外から支える力が加わる。それだけで、歩くときに感じていた負担が大きく変わりました。
今回は、腹帯の存在すら知らなかった初マタの私が、実際に使って感じた変化と、腹帯選びで大切だと思ったことをご紹介します。
「腹帯って本当に必要なの?」
「どのタイプを買えばいいの?」
「ずっと着けていなければいけないの?」
そんな疑問を持っている初マタさんの、腹帯選びの参考になればうれしいです。
※この記事は、私自身の妊娠中の体験をもとにしたものです。腹帯の着用感や必要性には個人差があります。妊娠経過や身体の状態に不安がある場合は、医師や助産師へご相談ください。
腹帯とは?
腹帯とは、大きくなってきたお腹を包んだり、下から支えたりするために着用するマタニティ用品です。
「妊婦帯」と呼ばれることもあります。
昔ながらのさらしタイプだけでなく、現在は腹巻きタイプやベルトタイプ、ショーツ一体型など、日常生活で使いやすい商品がたくさん販売されています。
戌の日の安産祈願とは?
日本では、妊娠5か月に入った最初の戌の日に安産を願い、腹帯を巻く風習があります。
犬は一度に多くの子どもを産み、比較的お産が軽いとされていることから、安産の象徴として親しまれてきたそうです。
ただし、腹帯は妊娠5か月になったら必ず着けなければならないものではありません。
腹帯を着けなかったからといって、赤ちゃんが大きくなりすぎたり、難産になったりするわけではなく、妊娠経過に直接影響するものでもないとされています。
つまり、腹帯は「妊婦さん全員に絶対必要なもの」というよりも、お腹の重さや歩きにくさ、腰まわりの負担などを感じたときに、自分がラクに過ごすために取り入れるアイテムです。
私自身も、安産のためというより「動くときのお腹を支えてもらうもの」として、とても助けられました。
>私が実際に行った「超簡易的戌の日安産祈願」については別のブログでご紹介予定です!<
腹帯の効果を最も実感したのは、20分以上歩いたとき
腹帯を購入した妊娠5か月ごろは、まだ普通に仕事をしていました。
通勤もしていたし、買い物へ出かけることもあり、日常生活の中で20分以上歩く場面がたくさんありました。
お腹がものすごく大きい時期ではなかったものの、長く歩いていると、だんだんお腹が下へ引っ張られるような感覚が出てきます。
それまでは、それが妊娠中の普通なのだと思っていました。
ところが、腹帯を着けて歩いてみると、その負担感が全然違いました。
今までは皮膚と筋肉だけで支えていたお腹に、外部からのサポートが加わる。お腹を下から持ち上げてもらっているような感覚があり、驚くほど歩きやすくなったのです。
特に違いを感じるのは、たくさん歩いた日の後半。
私の場合、腹帯を着けている日と着けていない日では、歩いたあとのお腹の負担感や張るような感覚がまったく違いました。
「まだ妊娠中期だから必要ないかな」と思っていましたが、むしろ通勤や買い物でよく歩いていた妊娠中期だからこそ、もっと早く知りたかったアイテムです。
なお、ここで書いている「お腹の張り」は、あくまで私が歩いたあとに感じた主観的な感覚です。腹帯に早産などを防ぐ医学的な効果があるという意味ではありません。
お腹が繰り返し硬くなる、張りや痛みが続く、出血を伴うといった場合は、腹帯で様子を見ようとせず、かかりつけの医療機関へ相談してください。厚生労働省の情報でも、持続するお腹の張りや強い痛みには注意が必要とされています。
腹帯にはどんな種類があるの?
腹帯について調べ始めて戸惑ったのが、思っていた以上に種類が多いことでした。
代表的なものは、次の4タイプです。
腹巻きタイプ
伸縮性のある腹巻きのような形で、お腹全体をやさしく包みます。
着脱しやすく、普段のインナーに近い感覚で使えるのが特徴です。締め付けが苦手な人や、まずは気軽に腹帯を試してみたい人にも使いやすいと思います。
一方で、商品によってはお腹を下から持ち上げる力が弱く、サポート力が物足りない場合もあります。
ベルト・ささえ帯タイプ
お腹の下側に巻き、下から持ち上げるように支えるタイプです。
面ファスナーなどで締め具合を調整できる商品が多く、お腹の大きさやその日の体調に合わせやすいのが魅力です。
ただし、トイレのたびに着け直す必要があり、位置を整えるのが面倒に感じる人もいると思います。
ショーツ一体型
マタニティショーツと腹帯が一体になったタイプです。
一枚で着用でき、重ね着を減らせるため、着脱の手間を少なくしたい人に向いています。
ただし、私が購入した商品は面ファスナー部分が肌に当たることがあり、締め付け具合の調整も少し難しく感じました。
もちろん商品との相性はありますが、私は次第に使わなくなり、別に購入したPIGEONの腹帯ばかり使うようになりました。
骨盤ベルトタイプ
お腹ではなく、骨盤まわりを支えることを主な目的としたタイプです。
腰や恥骨まわりの負担が気になるときに選ばれることが多い一方、商品によって着ける位置や使い方が異なります。
私は「トコちゃんベルト」の存在も知りましたが、最初に見たときは固定力が強く、少し痛そうに感じました。当時はまだ妊娠中期だったこともあり、まずはもっとやさしくお腹を支えられるものから試すことにしました。
腹帯と骨盤ベルトは、同じように見えて役割や着用位置が異なる場合があります。骨盤まわりに痛みがある人は、自己流で強く締めず、医師や助産師に相談しながら選ぶと安心です。
腹帯選びで重視した3つのこと
腹帯を探すときに、私が重視したポイントは3つあります。
1.簡単に着脱できること
腹帯を使ったことのある姉から、着け外しが面倒だと聞いていたため、なるべくワンタッチに近い感覚で着脱できるものを探しました。
どれだけサポート力が高くても、着けるのが大変で使わなくなってしまったら意味がありません。
特に妊娠中はトイレが近くなりやすく、腹帯のタイプによっては、そのたびに位置を整えて巻き直す必要があります。
毎日使うことを考えると、サポート力だけでなく「自分が面倒に感じず使い続けられるか」も、とても大切です。
2.締め付けが強すぎないこと
妊娠前に使っていた下着や洋服でも、妊娠中はゴムの食い込みや締め付けが気になることがあります。
そのため私は、しっかり固定することよりも、身体が苦しくならないことを優先しました。
締め付け具合を調整できるもの、伸縮性のあるもの、着けた状態で呼吸や動作が苦しくならないものを選ぶと使いやすいと思います。
3.肌に触れる素材がやさしいこと
妊娠中は肌が敏感になり、今まで気にならなかった縫い目や素材が刺激になることもあります。
私が選んだPIGEONの腹帯はコットン100%で、いかにも「矯正ベルト」という雰囲気ではなく、普段のインナーの延長線のように使えそうだったことが購入の決め手になりました。
実際に、同時購入したショーツ一体型よりも肌当たりや調整のしやすさが自分に合い、PIGEONの腹帯を圧倒的に多く使っています。
腹帯は何枚必要?
腹帯は洗い替えを含めて「2枚」以上あると便利です。
最初に一枚購入し、使い心地がよかったため、私は同じ腹帯をもう一枚買い足しました。
外出時と家事中にほぼ毎日使っていると、汗や皮脂も気になります。特に暖かい季節は、こまめに洗濯したくなります。
当然ですが、一枚しかないと、洗濯している日は使えません。
そのため、毎日使いたい人は洗い替えを含めて2枚以上あると便利です。
ただし、腹帯には合う・合わないがあります。最初から同じものを複数枚購入するのではなく、まずは一枚試し、着け心地を確認してから買い足す方法がおすすめです。
腹帯はいつ着用する?
私は
腹帯は一日中、ずっと着けなくてもいい
と思っています。
腹帯を買う前は、一度着けたら一日中巻いていなければいけないものだと思っていました。
でも、実際には身体の状態に合わせて着けたり外したりしています。
私が腹帯を着けることが多いのは、主に次のような場面です。
- ・ 外出するとき
- ・ 通勤や買い物など、長く歩くとき
- ・ 料理や掃除など、立って家事をするとき
反対に、次のようなときは外すことがあります。
- ・ 食後でお腹が苦しいとき
- ・ 在宅勤務中に圧迫感を覚えたとき
- ・ 就寝時に息苦しさを感じるとき
- ・ 長時間座っていて、食い込みが気になるとき
特に食後は、お腹を支えてもらうメリットよりも、締め付けによる苦しさが勝つことがあります。
「骨盤のためには、ずっと巻いていたほうがいいのかな」と考えたこともありますが、苦しいのに無理をして着け続ける必要はないと思っています。
私は「外出や家事では頼る。でも、苦しいときは外す」という使い方に落ち着きました。
着用時間や就寝時に使えるかどうかは、商品によっても異なります。取扱説明書を確認し、痛みや息苦しさ、しびれ、強い圧迫感などがある場合は使用を中止してください。
実際に使って感じた、腹帯の惜しいところ
私にとって腹帯は、妊娠中に買ってよかったアイテムのひとつです。
ただし、少し面倒に感じるところもあります。
それは、トイレへ行くたびに巻き直さなければならないこと。
妊娠中はトイレが近くなるので、一日に何度も着け外しをすることになります。
急いでいるときには面倒ですし、毎回きれいな位置に巻き直すのも、慣れるまでは少し手間でした。
この手間がどうしても苦手な人には、履くだけで使える腹巻きタイプや、ショーツ一体型のほうが合うかもしれません。
ただ、私は多少の着け外しの手間があっても、歩くときに感じるラクさのほうが大きかったため、現在も使い続けています。
腹帯を選ぶなら「固定力」より「毎日使えるか」を考えよう
腹帯を探していると、つい「一番しっかり支えてくれるものを選ばなければ」と考えてしまいます。
でも、私が実際に使って感じたのは、固定力の強さだけが大切なのではないということ。
大切なのは、自分の生活の中で無理なく使えることです。
例えば、次のような視点で選ぶと、自分に合う腹帯を見つけやすくなります。
- ・ 通勤や買い物でよく歩くか
- ・ 立って家事をする時間が長いか
- ・ 締め付けに弱いか
- ・ 肌が敏感になっていないか
- ・ トイレでの着脱を面倒に感じるか
- ・ サポート力とラクな着け心地のどちらを優先したいか
よく歩く人や立ち仕事が多い人には、お腹を下から支えられるタイプ。
締め付けが苦手な人や自宅でゆったり使いたい人には、腹巻きタイプ。
着脱の回数を減らしたい人には、ショーツ一体型。
腰や恥骨まわりの負担が強い人には、医師や助産師へ相談したうえで骨盤ベルトを検討する。
このように、自分の悩みと生活スタイルから逆算して選ぶことが大切だと思います。
腹帯って必要?私の答え
私の答えは「必須ではないけれど、私は買ってよかった」
腹帯は、すべての妊婦さんが必ず使わなければならないものではありません。
着けなくても快適に過ごせる人もいれば、締め付けが苦手で使わないほうがラクな人もいると思います。
でも、20分以上歩くとお腹が下へ引っ張られるように感じていた私にとっては、生活を圧倒的にラクにしてくれるアイテムでした。
妊娠5か月まで存在すら知らなかったけれど、着けてみて初めて、
「今まで、自分の身体だけでこのお腹を支えていたんだ」
と気づきました。
外から少し支えてもらうだけで、こんなにも歩きやすくなる。
腹帯は、我慢して一日中着け続けるものでも、強く締めれば締めるほどよいものでもありません。
必要なときにお腹を支えてもらい、苦しいときには外す。自分の身体の感覚に合わせて使えるものを選ぶことが、一番大切だと思います。
「腹帯って本当に必要なのかな?」と迷っているなら、まずは普段のインナーに近い、やさしい着け心地のものを一枚試してみてください。
あなたの妊娠生活が、少しでもラクになりますように。
※お腹の強い張りや痛み、出血、破水を疑う症状などがある場合は、腹帯で対処しようとせず、かかりつけの医療機関へ連絡してください。妊娠中の体調や勤務への影響については、厚生労働省の「働く女性の心とからだの応援サイト」でも案内されています。